ここではないどこかから

ここどこ。フランス田舎町暮らしの中で想うこと、育児・食べること日常のこと、もっとほんわりした括りの雑感を綴りたい。

フランスの田舎で日本食のサステナビリティ問題

ここは田舎なので近くに日本食を扱う店があるわけでも、和食屋どころか中華料理屋もない。週に一度の朝市に隣町からベトナム人のおじさんが売りに来る春巻きだけが、我が家のご飯のお供になる唯一の外食リソースだ。

日本食で育った子供たちは白米が好きだし、従ってそれに合わせたおかずは良く食べる。納豆、海苔、梅干し、ふりかけ、漬物、味噌汁があれば手の込んだ料理は要らない。日本では母さんの味方だったこれらの食材は海外にいるととてつもない高価な貴重食材になる。

引越して来るときに、ふりかけや海苔、乾麺などは段ボール一箱分送って、この間の帰国まで持たせた。また、今回の帰国で友人や家族から持たせてもらったストックもまだかなりある。

日本食を調達するには車で2時間くらいのリヨンの日本食材店で買うか、ネットで注文することもできる。日本米などは今までここで注文して乗り切っている。

でも、こんな風にアンパンマンの小分けになったふりかけも、味付け海苔も、いつまでも買ったり送ってもらうのはなんとなく勿体無いし、持続不可能な気がしている。なるべくなら、地元で手に入る食材で作れる範囲で日本食を食べ続けた方が良い。どうしても手に入らない生魚などは、隣町のナンチャッテ寿司屋に時々食べに行けばよい。

ということで、作れる物は手作りするようになった。幸い地元の有機食品店では、小豆や大豆が手に入るし、麹を通販してくれる在仏日本人の方のネットショップがある。これまでも納豆、小豆のあんこ、漬物などは時々思いついたら作っている。夏前に味噌も仕込んだ。今ある味噌がなくなったら蔵出しする。

そして、今回は娘の大好物の梅干しを作った。青梅はこちらでは手に入らない代わりに杏やプラムで梅干し作りができるという、海外在住の先人たちのお知恵を拝借して、青いプラムで梅干し擬きを作ってみた。梅干しなんてとても手間がかかると思っていたのに、本当にシンプルでこれなら続けて行けると確信した。やってみなければ知らないことばかりな世の中に居たのだなあ。もちろん日本に居たら、手間とコストを天秤にかけてこんなことはしないんだけども。不自由な暮らしの中の楽しみ。

酸味が若干足りないが、ご飯のお供としては上出来で、たくさん食べられてしまう。プラム系のフルーツの季節が終わる前にもう一度仕込んでみようと思っている。

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主に参考にさせていただいたのはこちら。

ameblo.jp

 

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