ここではないどこかから

ここどこ。フランス田舎町暮らしの中で想うこと、育児・食べること日常のこと、もっとほんわりした括りの雑感を綴りたい。

また暫く離れる日本の家族へ想うこと

明日にはまたフランスへ戻る。実家に3週間以上も子供たちと世話になり、自分で作る以外の食事をありがたくいただき、時々子供たちをみてもらって外出したり、本当にのんびり過ごさせてもらった。(ちなみに夫はフランスに残って仕事。)親は有難いと心から想う、反面、いつも心の何処かで畏れていたのは、3週間もいてはいつか親と揉めごとが起こるのではないかという事だった。2日ほど前に、父と一触即発が一度だけあったが、概ね良好な感じで旅立てそうだ。

やはり在仏の友人と会ったら、夏の帰省は実家に長期滞在は避けて旅行をしたり民泊を利用したりして、上手く距離を取っているらしい。確かに1カ月近い帰省なんて海外在住でなければあまりないシチュエーションだ。

もともと、自分の生まれ育った家族にコンプレックスを感じて生きてきたところがあり、昔も今もこれからも、家族に悩まされながら生きていくのだと思う。昔から、悩まされすぎてきて、何とかしようとしてもできなかった経緯があるので、基本的には私の問題ではないと突き離して、というか片隅の方へ追いやっている。

久しぶりに会った親友となんて事ない会話を楽しんでいたら、何となく話題が家族のことになった。淡々と話していたのに、涙が溢れてきて、思いがけずカフェで泣きそうになった。片隅に追いやったままだった現状を改めて手に取って見てしまったからだと思う。泣きそうになって、親友にごめんごめんと笑顔を作り、またそれを片隅に追いやった。

 

実家にいる間、子供たちも両親も21時には就寝し、残された一人時間は、amazonプライムビデオで海外ドラマを観て過ごしていた。トランスパレントとという、amazonオリジナルのドラマらしいのだが、なかなか見応えがあってハマってしまいシーズン3まで身終えたところだ。

トランスジェンダーであることをカミングアウトした父を中心に家族の秘密が次々と明るみに出て、それぞれが性を巡って自身を探求し始める。家族だから、迷走してても、普通じゃなくても、無茶苦茶でも、有りの侭を受け入れて愛する。そんなことは、私には無理だ。が、暫く離れる親や兄弟に対して、何もしてあげられないし、離れてむしろ気が楽な部分もあったりするけど、何かあれば私もいますよ。くらいの気持ちでいる。もちろん、アメリカ人みたいに伝えたりもしないけど。

トランスペアレント(字幕版) 全3シーズン 2015

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