ここではないどこかから

フランスの田舎町での暮らしの中で想うこと、育児など日常の暮らしのこと、もっとほんわりした括りで書きたいことなどを綴りたい。

日本育ちの娘が感じた逆カルチャーショック

一時帰国もいよいよ終盤。来週にはフランスへ帰る。次回はいつ帰るの?と聞かれ、来年の夏は帰る気がしないので、2年後かな?と適当に答えているが、特に計画があるわけではない。

今回の帰省の主な目的は、小4の娘の体験入学だったが、娘は学校生活よりも毎日近所の公園やプールで旧友たちと過ごすことが何より楽しい様子。暫く会えなくなると分かっているから、毎日1分1秒を惜しんで友達と遊び歩いている。

小4になると、放課後の学童保育がなくなり、習い事や塾でスケジュールがいっぱいの友達が増えていて、娘は軽くカルチャーショックを受けていた。特に中学受験をすることに決めた友達が、夏休みの間も毎日勉強すると聞いて目を白黒させて驚いていた。

 

いや、ママも中学受験をしたから、小四の時から毎日塾に通っていたよ。とても厳しい塾で、竹刀持った先生が怒鳴りちらしていて、今なら全員逮捕くらいのやばい塾だったわ。でも、もしも私達がフランスに行かないで日本に住み続けていたとしても、あなたに毎日塾に行かせたり、受験勉強をさせようとは思っていなかったよ。ママ自身、そんな厳しい受験戦争に巻き込まれて、あんまり良いこともなかったし。第一フランス人のパパには理解できないでしょう。毎日学校にも行っているのに、更に塾に行くなんて。だから、あなたがこのタイミングで日本の教育システムから抜け出せて、ママはほっとしてるよ。

 

日本で、子供を産めない大きな理由の一つは大学までの学費だと思う。マイホームのローンを払い続けながら、3人も4人も大学の学費を払い、長い老後の資金を貯めることなどできない。フランスは全て公立なら、大学だって学費は殆どかからないし、学生の下宿代の補助金が出るし、なんとかなる気がする。(これは外国からの留学生でも受給できる。)

冗談で、ママ友に言ったことがある。日本の私大に行かせるなら、フランスで公立大学行かせたほうが、費用かからないんじゃない?と。それを聞いた彼女は半分真剣に検討してみると言っていたっけ。

次に帰国したら、ますます逆カルチャーショックを感じてしまうだろう娘には、やはり日本社会の不思議なシステムをアップデートしてやらないといけないと思った。

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