ここではないどこかから

ここどこ。フランス田舎町暮らしの中で想うこと、育児・食べること日常のこと、もっとほんわりした括りの雑感を綴りたい。

一時帰国で一時保育

先週から一時帰国している。小4の娘は古巣の小学校へ体験入学と称して、1週間だけ受け入れが許された。けれど、1週間だけですよ。来年はありませんよ。と、念を押され、あまり大人の裏事情としてはウェルカムな雰囲気ではなかった。が、表面的には先生も子供達は、とても温かく迎え入れてくれた。学期末の漢字テストなんかもあり、日本語学習の意欲も刺激されたみたいだし、何よりの経験となった。

 

2歳の弟も、0歳児から通っていた保育園の園庭開放日へ。すっかり日本の保育園生活のことなど忘れてしまった息子は、ちょっと混乱した様子だったが、当時のお友達が寄ってきて、息子の名前を呼んでくれた。2歳や3歳そこそこの子ども達が、「フランス行ってきたの?」「引越しできたの?」とまるで大人のような口調で会話してくる。息子が退園してからも、お友達は毎日のように先生と息子の話をしてくれていたようで、毎朝今日のお休みは?と聞くと、みんなで息子の名前を言ってくれていたとか。

 

そのエピソードで、目頭が熱くなっていたところへ、2年間受け持ってくれた保育士さんがやってきた。すると、もじもじと私の背中に隠れていた息子が、スタスタと彼女に歩み寄り、ペタっと腕の中に抱かれに行った。そのまま、しばらく抱かれたまま、なんともいえない安心した表情をしていた。当然、先生も私も感涙。

保育士の先生がどんな役割だったか、どんな名前だったかは憶えてなくても、長い時間愛情を注いでくれた人として、息子は存在を忘れていなかったのだなぁと思うと、泣けてしかたなかった。

保育園に小さいうちから預けてかわいそうなことなんて全然ないのだなあと確信した。親以外のいろんな人から、手をかけ、育ててもらうことは、素晴らしいことなんだと胸を張ってお勧めしたい。そして、そんな風に育んでくれた保育士の先生方には感謝してもしきれない。そんなわけで日本滞在中は息子も日本の保育園体験入園と称して、何回か一時保育をお願いすることにした。

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