ここではないどこかから

ここどこ。フランス田舎町暮らしの中で想うこと、育児・食べること日常のこと、もっとほんわりした括りの雑感を綴りたい。

回想 独り言

「日の名残り」と「並行世界」

ブームに乗ってカズオ・イシグロの「日の名残り」読了。まず第一に感じたのが翻訳書が苦手な私も読みやすい素晴らしい翻訳。彼の母国語が日本語だったから?語り手である執事が簡潔に理路整然と物事を伝える語り口だから?などと想像してみるが、彼の他の作…

私の居場所

ここのところ、月に1回は夫の実家があるリヨンに行っている。リヨンには義姉一家も住んでいて、誰かの誕生日が必ずあるためだ。ここからすると大都会の都市へ車を走らせると2時間くらいで行ける距離なのだけど、土曜日に1泊して日曜の夜に帰るということが多…

アルバニアから来た彼のこと

私が住む町には難民の受入れセンターがある。CADA (Centres d'Accueil de Demandeurs d'Asile) と呼ばれる施設は、NPOのようなアソシエーションが運営していて、資金の一部はおそらく政府から委託を受けているのではないかと思う。ここは、難民申請をした人…

息子のために「ポケモンの神話学」を読んでみた

このテーマでずっとブログを書きたいと思っていたのだが、なかなか上手く書けそうにないので、先延ばしにしてきた。けれど、書かないことには何となくすっきりしないので、見切り発車で書き出してみよう。 3歳の息子がポケモンのアニメを見始めた。親は、ま…

フランス人マダムの眉間の皺

私がここに居て外国人だなあと感じる時は、話し相手の眉間の皺だ。 25すぎで体得した私のフランス語はやはりアクセントがあるし、きっと逐一ネイティブのフランス人に修正させたらボロボロ。夫は毎回は直さないが、何度も間違えている表現があると、直してく…

フランスの田舎にもフクロウが飛んで来た

フクロウと言っても、これは先日発売となった小沢健二の新曲「フクロウの声が聞こえる」のCDの話。新曲が発売されると聞きつけるやすぐに予約注文をしていたCDが、発売日の翌々日にフランスの辺鄙な田舎に届けられる。地球は小さくなったものだ。真っ黄色の…

クックパッドのレシピを信じてはいけない

※2017/9/4追記しました。文末 夏休み中は1日3食の飯炊き母さんをしている。といってもフランスの朝食は火は使わないので2食のみ。 昨日、知り合いの赤ちゃんを1日保育園代わりに預かり、その御礼にと自家産卵と自家製鴨のパテを頂いた。田舎なので飼っている…

また暫く離れる日本の家族へ想うこと

明日にはまたフランスへ戻る。実家に3週間以上も子供たちと世話になり、自分で作る以外の食事をありがたくいただき、時々子供たちをみてもらって外出したり、本当にのんびり過ごさせてもらった。(ちなみに夫はフランスに残って仕事。)親は有難いと心から想う…

テレビを見て日本的だなと思ったこと

一時帰国で1週間が経過した。これまで日本で生活していても、フルタイム遠距離通勤と育児などなどで分刻みのスケジュールに追われ、なかなか俯瞰で、日本はどんな社会か?なんて問いかける時間がなかった。今回の帰省では両親が住む実家で、はしゃぐ子供たち…